質問派遣と正社員はどちらがいいのでしょうか?

お仕事探しQ&A→「派遣と正社員はどちらがいいのでしょうか?」に対する回答


ハローワークの求人を検索

全国のハローワーク求人をいつでもどこでも探せます

回答

ご自身の価値観によります。

解説

次に述べます2点を総合判断して選択しましょう。


(1)生涯賃金     言うまでもなく正社員です。企業規模によりますが、派遣社員の3から5倍以上格差が出てきます。各種手当や交通費などは、正社員は基本給とは別に支払われますが、派遣社員は全て時給換算に含まれてしまいます。

(2)自分の生き方・就労感    正社員は、定年までに高い賃金と安定した日々の生活を得る代わりに、業務命令の名の元に自分を殺す場面(転勤・異動を始めとする)に幾度も立ち会わなければなりません。その一方、派遣社員はスキルと時間を切り売りするため、そういった制約はありません。生き方・就労感は正反対の雇用形態なのです。しかし、仕事に対するやり甲斐とか生き甲斐とかいったものは、正社員の方が感じることが出来ると、よく言われますが、そんなに単純なものではありません。

派遣の仕事というものは、1985年に労働者派遣法が成立されて以来、正社員(常用雇用と言われます)の代替措置としての位置付けされたものです。

これは、厚生労働省の出先機関である各県労働局における派遣社員を管轄する部署名が、需給調整事業部という名称からも分かります。

正社員と派遣社員は、そもそも働く場を提供している企業側から見て、労働者としての根本思想が違うものなのです。正社員、派遣社員、双方それぞれにメリットとデメリットはあります。あなたが、ご自分の生き方・生活感・将来の展望を見据えた上で、判断されると良いでしょう。

ここで、一番してはいけないことは、転職のし易い年齢(30代前後)のときに、正社員の再就職が厳しいので、緊急避難で派遣の仕事をちょっと…と安易に考えることなのです。

先ほどから述べているように、企業にとって正社員と派遣社員は違うものですから、派遣社員から正社員への転用は、法律改正を経て以前に比べて多くなったとは言え、まだまだ困難です。

したがって、安易に考えずジックリ考えて選択することをお勧めします。

 

この質問への回答者

加藤 昌広

  • 株式会社労働新聞社 名古屋総局 総局長
  • プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー

南山大学法学部法律学科を1985年に卒業。
株式会社中日新聞社名古屋本社及び東京本社(東京新聞)に10年勤務の後、株式会社労働新聞社に勤務、名古屋総局、東京本社編集局を経て現在に至る。

著作
  • 「就職活動実践ガイドブック」 労働新聞社刊
  • 若年者用「就職活動実践ハンドブック」 労働新聞社刊

お仕事さがしの上で疑問に思ったり不安な点はありませんか?

あなたの不安を解決します!
お気軽に投稿してください!

私、労働新聞社の加藤を始め、提携社労士とともに、みなさまからのご質問にお答えします。

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー
加藤 昌広
キャリアカウンセラー:加藤 昌広
ご相談の例
  • 何度面接を受けてもうまくいきません
  • 履歴書の書き方がわかりません
  • お金をもらいながら求職活動ができると聞いたのですが

また、回答内容は本サイトをご覧の皆様と共有し、「みんなが役立つQ&A」として機能します。

お気軽にご相談ください!

仕事探しに関する関するご相談